高専 専攻科からの進学先に!
豊橋技術科学大学は愛知県豊橋市にある工学系単科大学です。次世代半導体・センサ科学研究所(通称IRES² 旧称:エレクトロニクス先端融合研究所(通称EIIRIS))はそのなかでも学科や学部の枠にとらわれない分野横断的なユニークな研究室で構成されています。センシング技術をベースとしたさまざまな応用研究は多種多様です。本学の一般的な研究室と比べて、教員に対して学生の人数が少なく保っており密に教育研究を受けることができます。
豊橋技術科学大学は5つの学科・専攻から構成され大学院生はいずれかの専攻に所属します。ただし、大学院の講義で取得する単位のうち半分は任意の専攻の講義から取得可能です。学びたい学問を自由に選んで教育を受けることができます。
豊橋技術科学大学の大学院生には、入学料や授業料の免除制度(link)、留学支援制度(IMLEX, 助成)、5年一貫課程の経済支援制度(リーディング)等の多種多様な支援制度があります。
紹介動画
■豊橋技術科学大学の紹介動画
■次世代半導体・センサ科学研究所の紹介動画
教員・各研究室
大学院に入学する学生は、あらかじめ所属する研究室を決定したうえで入学希望する必要があります。
まずは、関心のある研究室の先生に連絡を取ってみましょう。
カリキュラム
学生の声
IRES²の魅力は、日本有数の半導体デバイス開発力を活用して、工学の視点から生命科学の最先端を切り拓けることです。ここでは異分野の研究者と盛んに交流できるため、他の機関では得がたいスキルを磨けると思います。私は脳計測を主に行っていますが、電極開発に携わる学生とお話をする機会が多く、新しい脳計測手法についてなど、いつも夢中で議論をしています。また、私たち学生の研究・実験へのサポートも手厚いため、非常に満足しています。
(鯉田研究室所属,情報・知能工学専攻博士後期課程2021年度修了生)
IRES²内のLSI工場では、日々、本学独自のセンサーが開発されています。我々は、その中で、弱い疾患モデルマウスの脳の活動をできるだけ本来のものに近い形で測れる、髪の毛よりも細いプローブ電極(豊橋プローブ)を実験に使用しています。うつ病モデルの遺伝子組み換えマウスをもちいて、この豊橋プローブを脳内にうめこんで、うつ病特有の脳活動の信号がとらえられないかを調べています。将来は、この信号を長期にわたり測りながら、発症初期も確認できるような系で、薬剤スクリーニングに役立てればと思います。違う分野の先輩からもいろいろ学べるのは、IRES²独特ですし、ユニークなセンサーを使って、今までできなかったことが可能になるのは、やりがいを感じます。
(沼野研究室所属,応用化学・生命工学課程4年生)
IRES²では共有機器が豊富でサポートが手厚く、使用法を丁寧に教わることができます。また、異分野との応用研究が容易であり、様々な研究員の方々とかかわることで研究のモチベーションの向上につながる非常に良い環境です。
(野田研究室所属,電気・電子情報工学専攻博士前期課程2021年度修了生)
IRES²の戸口は広く開かれており、様々な分野で挑戦をしたいという学生を受け入れてくれます。併設された機器も多岐に渡り、技術職員の方のサポートを受けながら使用することで研究の新たな道筋が見えることもあるかと思います。かくいう私も、研究で使用する装置の操作方法がわからない段階からEIIRISの利用を開始しましたが、技術職員の方々に手厚い指導をして頂いたことで、最適な条件を割り出し、学会等へ参加可能なレベルへと研究を積み重ねることができました。研究を次のステップへと進める切っ掛けとして、皆さんも是非進学されてみてはいかがでしょうか?
(有吉研究室所属,応用化学・生命工学専攻博士前期課程2020年度修了生)
進路・就職
2025年4月入学 大学院 博士前期課程(修士課程) 入試スケジュール
詳細はこちらをご覧ください。
問い合わせ先・アクセス
入学を希望する方は、関心のある研究室の教員にメールなどでコンタクトしてみてください。
その他本サイト内容については、以下にお問い合わせください。
次世代半導体・センサ科学研究所
Tel/Fax : 0532-44-6974
問い合わせ先: office ]at[ eiiris.tut.ac.jp