エレクトロニクス先端融合研究所 大島講師ら研究グループがHCGシンポジウム2020にて「優秀インタラクティブ発表賞」「特集テーマセッション賞(食メディア)」のダブル受賞!

 ネットワークを介して遠隔地家族を映像でつなぎ一緒に食事を共にする「遠隔共食コミュニケーション(リモート食事会)」は、一人暮らし高齢者の孤立を防止して家族のなかでの自分の存在意義を実感でき、高齢者の QoL 向上の効果をもたらすとされています。エレクトロニクス先端融合研究所 大島講師ら研究グループは、この「リモート食事会」についてチャットボット(テキスト型AI)とのやり取りの中で自然に導くことを狙う、遠隔共食コミュニケーション支援エージェントを開発し、長期間の試験的運用の研究成果についてHCGシンポジウム2020にて報告しました。新型コロナウィルスの世界的な感染拡大により、この「リモート食事会」に対する需要が高まるなか、喫緊の課題への解決にアプローチした研究として、専門の研究者らに高く評価されるとともに、今後のさらなる実証試験・社会応用が期待されます。

主催者:電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーショングループ
受賞名:HCGシンポジウム2020・優秀インタラクティブ発表賞、及び、特集テーマセッション賞(食メディア)
論文名:遠隔共食コミュニケーションの場を調整するエージェントのデザイン
受賞日:2020年12月17日

受賞サイト:
https://www.hcg-ieice.org/hcg-symposium/2020/award/

  

お知らせ  2021.01.06