農業生産現場では、高齢化と担い手減少による労働力不足が深刻化しているだけでなく、熟練者でなければできない(経験を要する)生育状態の見極めやきめ細やかな手作業も多く存在し続けており、ロボット技術や情報化技術を融合した先端工学による省力化が喫緊の課題となっています。また、このような先端工学技術が実用化されれば、熟練農家の”匠の技”の若い世代への継承も容易になると期待されます。
本セミナーでは、農業利用が期待される先端的工学技術(センサー、ドローン、ロボット、植物生体情報計測)を紹介するとともにこれらの技術を活用した高度な農作物生産を展望します。
日時 : 2019年11月21日(木)12:40~16:00(受付開始 12:00)
会場 : 豊橋技術科学大学 A棟101
資料代: 1000円
募集人数:100名
申込方法: https://receipt.agr.ehime-u.ac.jp/~sympo2/mpmailec/form.cgi
◆プログラム
12:40~12:45 開会の挨拶
豊橋技術科学大学 先端農業・バイオリサーチセンター長、応用科学・生命工学系 浴 俊彦 教授
12:45~13:25 (1)「農業利用が期待される先端センサー」
豊橋技術科学大学 エレクトロニクス先端融合研究所 野田俊彦 准教授
13:25~14:05 (2)「A1活用のための植物生体情報計測」
豊橋技術科学大学 先端農業・バイオリサーチセンター副センター長 高山弘太郎 教授
14:05~14:15 休憩
14:15~14:55 (3)「ドローン映像処理の農業応用」
豊橋技術科学大学 情報・知能工学系、人間・ロボット共生リサーチセンター 金澤 靖 准教授
14:55~15:35 (4)「農業ロボットのための先端画像処理技術」
豊橋技術科学大学 情報・知能工学系、人間・ロボット共生リサーチセンター 三浦 純 教授
15:35~15:50 総合討論
16:00 閉会
16:00~16:30 施設見学(希望者のみ)